2013年7月15日月曜日

本棚制作 その1 材料の発注


丁寧に梱包された材料が届きました
本棚を制作するために発注していたシナランバーコア材です

仕事の資料を置いてある小屋裏
展覧会の図録、画集、美術雑誌、美術書など・・・
重量のあるそれぞれ

とうとう(仮として)設置していた本棚が壊れてしまいました

いつかちゃんと作ろうと思っていたのです
これを機会にと作業を始めました


材料を何にするか、近所のホームセンターで購入できるコンパネや集成材も選択できる候補の一つではあったのですが、カットの精度、運搬などを考えるうち、ネットで購入できるシナランバーコア材がよさそうだと思い至りました。

シナ合板は、仕事で仮張りがわりに使ったり、作業板として普段から使っていて、その肌合いを知っていたのです。また、工場で図面通りカットして販売してくれるというのも魅力的でした。こうした工作、直線のカット精度が制作物の出来に直結するのは、仕事で使う絵画パネルなどを作る過程で重々承知だったのです。

ネットで探すと、無料で直線カットを行なってくれ、なおかつ送料無料で発送してくれる業者さんが徳島に見つかりました。岡山にほど近く、またこれまでの徳島近美との縁もあって、なんとなく親近感もわきました。材料にして18mm厚サブロク、10枚です。フルに使いきっての板取り、パーツ取りとしました。


本当に丁寧な梱包、またお願いしたカット済みのパーツを、指示通り、図面通りにそれぞれグループ分けし、サイズ、パーツ番号のメモ付けまで行なってくれていました。

届いた材料がきちんと加工されていたことはもちろんですが、ネットでの商品の発注から材料の到着まで、気持ちのよいショップ対応にも満足できました。


完成時には上下2つでワンセットのピースが都合4個横に並ぶ構成となります
高さ約1メートル、長さ約7メートルです。

眺めているうちに届いた材料の切断面が気になり始めました
当初、資料庫設置でもあり、無塗装・仕上げなしで良いと思っていたのですが、届いた材料のシナ表面が綺麗なので、つい切断面も綺麗にしたいと思い始めたのです。

再びネットで探すと、シナ合板・切断面に貼る<シナロールテープ(エッジテープ)厚さ0.6mm巾18mm>なんと100m巻!という商品を見つけることが出来ました。もっと短い巻の商品があることは知っていたのですが、今回のような大きさになれば、貼る長さもばかになりません。本数が多くなれば、それなりのコストになります。100メートル巻の存在は驚きでした。

扱っているのは別の木材販売会社でしたが、こちらも購入することにしました。

この会社の他の扱い商品を眺めているうち、私が今回購入したシナランバーコア材を私が購入した値段よりかなり安く販売していることがわかり、当初ちょっと損したような気分になりました。しかし、送料の事、カットの費用などをよくよく考えてみると、トータルでは案外変わりが無いのかも???という結論となりました。

この長尺のシナロールテープのような商品がシナランバーコア材を購入した会社にもラインナップされていて、一度で購入出来ればよかったのにと思った次第です。




構造から、組み立ててから断面のテープを貼るよりも、先に貼ってから組み立てたほうが作業が楽そうに思えます。しかしテープの到着にはいましばらく時間がかかりそう・・。

とりあえず、ワンセット組み立てて設計の間違い、不具合が無いか、設置場所との関係などを確認することにしました。本格的な組立はテープが届いてからです。

無塗装で完成予定ですから、この他に必要な材料はあと木工ボンド、組み付けるネジ程度です。材料の発注がネットで容易にできるようになったこと、またその届いた具合、納期も含めて大変満足出来ました。今回制作中の本棚は、まだ完成していませんが、早くも?次の制作に思いを巡らしています。

(次回 その2 は、組立の様子をアップ予定)

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