2017年1月31日火曜日

情報読書という言葉


少し前、雪のあと撮影
積もった雪が昼の気温で溶け水滴に

冷え込みが水滴をつららに変えました


屋根からの水滴がちょうど落ちるあたり
特徴的な姿が現れました


上を見上げれば・・・
屋根から垂れ下がった雪、凍りついた先端
つらら

しばらく前 本の姿・読書の姿が変わり、「情報読書」という言葉をその姿にあてることで、なんとなくではありましたが、時代の動きのようなものの一つの切り口として理解しようと試みたことがありました

今、大ヒットしている映画に感じる何かしらも
あのおりの切り口 さしずめ今回なら「情報映画」なんて言葉をと思ったりします

それこそ人様には意味わからん・・・ナンノコッチャ!ではあると思うのですが・・・・

読者・観客 
自分自身、言語化出来る、もしくはある程度確かに「解った!」という具体的な何かを確認出来ること。なおかつ他人とそのことを「自分と同じ」と(明らかにSNSなどを通じて)言葉を交わして確認出来る・・・・
そんな要素がとても大切になったような気がするわけです
以前よりもずっと



世間と呼ばれるような存在が不寛容になったと言いましょうか
個性の時代と言われつつも、変わっていること、人と違うことが許されない社会と言いますか・・

あるいは余裕が無いといえばよいのでしょうか

わからないことをわからないままにしつつ
人との違いを楽しむなんてことが難しくなったのかもわかりません

ヒットを生み出す一つの手法としてのある種の単純化
オタク文化が一般化、消費される中で、
今回の件は、オタク文化を特徴づけていたような何かしらとその一番遠くに思われた何かを結びつける具体的手段(手法)を見つけ出すことが、ことのほか上手く行った結果(狙ったとおりになった結果)のようにも思ったりするのです

倉敷の街を歩く


東町に立ち寄り、その後倉敷市立美術館での展覧会を見に歩く
電柱が地下埋設になり、空の見え方が変わりました

もちろん街の表情も


あえて人が写り込まないタイミングでシャッターを切りました


なかなか人影が途切れること無く
シャッターチャンスを伺うのも一苦労
ひところに比べて確実に街の賑わいが戻ってきたようにも思います


正面の鶴形山
山が笑う 木々が心なしか姿を変えています
緑の色も柔らかくなった気がします
 

2017年1月20日金曜日

王様の椅子 雪


「王様の椅子」に雪
溶け始めています


道路も白く


日がさしたり曇ったり 再び雪が舞ったり


落ち葉に空気中の水分が氷となって成長


次の日の朝日

姫路城 雪


今月の姫路城
澄んだ空気もあって日差しに輝いて見えます

新幹線駅の上りホーム
ちょうど姫路城の正面にはいつも開けられた窓があり
見知らぬ誰かも同じように撮影していることを思います
基本となる構図

ちなみに背景の山が今回はお城より低く見える構図
今回紹介の画像撮影場所は姫路駅改札を出てバスのりばに向かう途中から


乗車する書写山に向かうバス
時に姫路城側に座ることが出来ます
交差点カーブのおりに撮影できるカットもあります


姫路に向かった当日は雪
積雪・凍結のため、いつもより早く準備
車の雪下ろしを行い、凍りついた窓ガラスを溶かします

岡山駅までの道、もちろん凍結 安全運転

ちなみに紹介の画像は別の朝です
アトリエよりの眺め


温度が上がれば、雪の落ちる音
かなりの音に驚かされます


最後は姫路 セキレイ

2017年1月19日木曜日

児島下津井 吹上


倉敷市児島下津井
こちらに越してきてすぐの頃
毎年恒例のように暮れに友人と蛸釣りをと船を出した事がありました

名人と呼ばれる船頭さんのお力で、毎年大量
東京の友人たちも下津井のタコの味を季節の味と楽しみにしていたとのことでした

港から船を出して海から見る下津井、児島の風景
普段とは違った新鮮さを感じたものです


懐かしく感じる古い町並み
カメラを向ければ以前はアングルを気にしなくともそれなりに絵としておさまったのですが、家が建て替えられたり、看板やポスターが貼られることで写しにくくなりました

時の経過をまとった姿
それだけで存在感を感じます


若い美術家がグループを作り、運営している吹上美術館
街興しに関わり、地域との関係を模索しています

かかわる若い方々のセンス
おしゃれな空間になっています

飾られているのは自分たちの美術・アート
レジデンスで東京からの作家を受け入れたり、サポートもしたり
ネットワークを作り上げています

昔ながらのやり方では難しい事を
独自のやり方で切り開いている姿
凄いな〜と尊敬です


2017年3月18日全国公開の「ひるね姫」という映画が、この下津井をロケーションとして作られているようです
ネットで流れる情報に触れ、画像や予告編での見知った風景に心くすぐられます

昨年大ヒットのアニメ、「君の名は。」のロケーション。特定の場所では無いとはいえ、その描かれた、モデルとなった場所を訪ねる大きな人の動きが生まれたのだとか

街興しをと言う方々は多い今の時代
今回、幸運な偶然からこの岡山・倉敷・児島、下津井がロケーションとなったのだとか
この縁を上手く育てられたらよいのにと思わずにいられません

鷲羽山からの風景
下津井の港町
東へは児島から玉野市渋川を結ぶ海岸通 海水浴場 水族館 瀬戸内の広がり
西は塩飽諸島、水島の工業地帯 本島ほか大きな島影
倉敷の美観地区 大原美術館 由加山

観光資源としてはなかなかのものがあると思っています

2017年1月14日土曜日

予想通りの雪


新年が明けたと思っている間に1月もすでに半ば
さまざまな関わりごとが通常進行になりました


暮れから年明け、ほんの少し雪が舞った事はあったけれど
冷え込みは厳しく無い正月でした


笠岡、井原、倉敷、岡山、瀬戸内 
西へ東へ、いつもの美術館巡りも一通り

そうそう、年明けスター・ウォーズ展も岡山シティーミュージアムで見ました
子連れ家族も大勢でしたが、飽きて早く帰りたい子供とは裏腹に「もう少し・・」というお父さんの姿が印象的でした。

スター・ウォーズに関連するアート作品(絵画)が並び
懐かしい映像、グッズもたくさん
お決まり?コスプレもありました


年明け吉備高原の画像をアップしようと準備はしていたのですが、雪が降ったらと思いつつ待っている間に今日になりました

屋根を滑り落ちる雪の音で覚醒めた今朝です
自然石の中に仲間入りした「王様の椅子」にも雪



たわわに実っていた玄関前の南天、アクラの赤い実がヒヨドリに食べられアクセントの赤が見えません

午前11時、早く流れる雲間にときおり青空が覗きます
デッキ、庭の雪が見る間に溶け、白一色だった世界が色を取り戻しています