2012年9月24日月曜日

田舎に暮らすということ


 ネットで「誰が田舎に暮らすのか」という
ちょっとショッキングなタイトルにつられてリンクをクリックしました
飛んだ先は、BLOGOSの記事で、
やまもといちろうさんという方が書かれた文章でした
本来は、「地方暮らしが限界な話(メモ)」というタイトルだったようです

これまでネットなり?の書き方をされる方との印象でしたが、
今回の話は、事実をとつとつと書かれており、最後の結び

「もちろん結論は出ません。残念でした。」

も、まさに「限界な話」に誠実なもので、これまで読ませていただいた<やまもといちろう>さんの文章の中でも不思議な読後感でした。


地方、田舎町にも選挙の季節
候補者の方々からは、希望の持てる未来の話を聞きたいものですが、、、

結局は、どうやったら多くの人がその地域に暮らし続けていけるような「仕事を作る事」ができるのか?ということに話は行き着くのかもわかりません。

今時、<自然志向、田舎暮らしは贅沢なこと>と、言われたりもします。

確かに!と、思う部分もあります。
農業を生業とし、何も考えず、あたり前のこととして、ずっとこれまで暮らし続けてきた人はどうなの?とも思います。

それがもし魅力的なことならば、その贅沢がどうやったら多くの人に可能になるのか?

一方で人が住み続けていけないところに暮らし続けるということが
将来、自分が意識しなくとも、贅沢なこと、社会的なコスト負担になりうるという認識がはたしてあるのかどうか?

限界集落の話は、ひとごとではありません。

一方、人がたくさんいる都市部だって高齢化が進んだ時、
コンクリートの街と老人の密集というのはなんだかキツイ気がします。
まだ、自然の中ですこしでも離れて暮らすほうが気が楽かも、、、。

ただし、たまには人にも会いたいけれど、、、ワガママです。。。

そう考えるのは変ですか?



<愛媛大学の内藤俊雄教授(個体物理化学)さんたちのグループが、紫外線を当てると高い電気伝導性と磁性が同時に現れる2種類の有機化合物の開発に世界で初めて成功>(山陽新聞2012年9月24日朝刊社会面)というニュースは、凄くワクワクさせてくれます。それが、なんと常温常圧の環境でなのです!!

コンピューター自体、記憶装置、記憶メディア、、、、
通信にも、、、応用範囲は広そうです。


我が家の栗も実ってきました。
ススキの穂も広がりました。

山芋の葉もすこし黄色くなり、ムカゴは大きくなりました。
ヤマガラも多く見られるようになりました。

山桜の葉が紅葉し、半分ほどが落ちました。

2012年9月21日金曜日

クワガタ登場!


寒く感じるようになりました
夕方、家に帰り
ふと見れば
玄関ドアの前に黒いもの

全長7cm程度、小ぶりでしたが
クワガタ!です


いかにも?と、作ったような補色対比



街のビル
窓から見た夕日


2012年9月11日火曜日

猫の目天気


めまぐるしく天気が変わる一日でした
夜中から明け方にかけて屋根をたたく凄まじい雨音

起きてみれば、強い日差しと青い空


、、、と、思っているうちに
むくむくと雲がわき上がり ふたたび雨


夜になって落ち着いた様子 虫の音がうるさいくらい

ここにきて<SNSとのつきあい方>をちょっと再考
囚われる様になっては、都会での暮らしと変わらない

利用者の囲い込みが巧妙に行われているネットサービスの数々
仕組まれた消費


多すぎる情報に 情報喪失

空の一日

先日、紹介した取材について、冊子とともにネット版が公開されました。
OMソーラー株式会社 この人に聞きたい 第35回 森山知己
「自然とケンカしない。それが日本のやり方なんです。」

この取材での反省?ならびに補足については、このサイトの記事
住まいのことなど

栗が大きくなって来ました

2012年9月3日月曜日

住まいのことなど


夕立のあと  雫
虫の音


東京に暮らしている時、ここ吉備高原に住まう事を決めました
日々過ごす時間感覚を、積極的に変える必要を感じたのです
あくまで相対的なモノかもわかりません
手がかりとして「自然」ということを考えたのです

岡山で出会った土地のロケーションが背中を押し、移住を決めさせてくれたのかもわかりません。

家、アトリエを建てるにあたって、たくさんの夢を広げましたが
予算も含め自由にはなりません

それでも<自然と共に暮らす><自然のエネルギーを使いたい>という思いは強く
かねてより知っていたOMソーラーというシステムを使いたいと思う様になりました

岡山に工務店の縁は無く、OMを扱っているということを決め手として工務店を選びました
ソーラー協会本部(当時)からの紹介でした

正直、当初はデザイン他、建築家にお願いしてカッコ良く!作りたいという思いがありました。

しかし、工務店の担当者に紹介され、提案として上がって来たそれは、私の思いとはかけ離れ、いろいろな意味でイメージとは程遠いものだったのです。その後、いくつか提案されましたが、どれも、ピンと来なかったのです。私が考える自然との関係とちょっと違って感じられたのです。

その後、こちら(当時・東京)で捜そうとも試みましたが、こんどは東京と岡山の距離がネックになったのです。

、、、私も我が儘、、、、


そうこうしているうちに、結果的に工務店内部の方と一緒にデザイン、作るという方向でまとまりました。
工務店というのは、派手さは無いのですが、ある種の堅実さがあるのです。
なぜなら多くの施主の注文、そしてそのクレームにつきあって来ているからこそのノウハウを持っているからです。

積極的にそれを吸収する!。
ただし、私がこだわったのは家のプロポーション、縦と横の比例、全体の佇まいでした。この辺りがなかなかわかってもらえない所でした。

あと、間取りなど、大きな構成・構造を、強度などを基準に工務店の設計の方と相談して決めました。窓には障子を使うとか、また壁材他、素材を統一する、無垢の材料が使える所は使い、メンテナンスなどで現在の建材の使用が好ましいとアドバイスされた所は、工務店の設計の方を<信じる>としたのです。

この信頼がどこから来たのかというと、設計を担当してくださっている方が、山暮らし、山の土地を知った方だったからです。

「たとえ、木を切ったとしても、山肌の表土を傷つけなければ、木は直ぐに生えて来ます。」実感する出来事もあったのです。


、、、、と、何故いまさらこんな事を書いているかというと、
今回、「きづき」というOMソーラー株式会社の本から、私の創作活動、絵についての取材を受けました。その取材の中で、家作りについても質問され、<建築家のつくる家は建築家の自己主張が強い気がして(笑)何となく違う気がしたんです。>と、掲載された箇所が気になったのです。ここだけを取り上げると、少々乱暴な表現だったな〜と、反省したのです。実際の建築での管理他、いろいろ重要な役割があることも重々承知しております。このおり、私に出会いが無かった、、、、そう言うことです。

捜す努力、出会いが無かった、、、^^;。
建築家の方々ごめんなさい。



日本文化、お茶も点てられる様にと炉を切ることも計画にありました。
しかし、予算的に厳しく、、
16年目の今年、DIY やっと炉もしつらえる事ができました。
(床に自分で穴を開けるのは勇気が必要でした!!)

さて、今後どうなります事やら。

私の創作、絵についても、描けるだけにしか見えていない、わかっていない、、。
時間がかかっても、ちゃんと成長したいものと思うばかり。


今年もムカゴが大きくなって来ました。

大きくなり過ぎた樹木の剪定、、、、、そろそろ今年、暮れにはやらねばなりません。

ちなみに掲載誌は、
「きづき」Vol.15 September 2012 編集・発行 OMソーラー株式会社です。
手放しにOMソーラーシステムを誉めている訳ではありません。一人のユーザーとして、もっと良くなって欲しいと期待を込めての話しもしています。