2016年5月29日日曜日
薊 山帽子 山道の光景
夜中からの雨
時折雨脚を強め、屋根を叩く音が大きくなりました
普段は行動しない日曜日ではあるけれど、
雨の中、岡山市街に
いつもの場所にいつものように
アザミの花が咲いていました
道路に覆いかぶさるような緑
そのなかにひときわ目立つ白い塊が
霧が出始めた山間
山帽子が満開になっていました
出かけた後楽園
降ったり止んだりの雨、手入れされた牡丹の株
遠くに見えるサツキの花の色
岡山県立美術館で始まった「原田直次郎」、「西洋画は益々奨励すべし」というキャッチが印象的です。36歳で亡くなった直次郎、描いた絵の総点数も少ない中、時間をかけて調査、組み上げた展覧会。会場で紹介されていたこの国と時代、西洋画のおかれた位置づけの変遷、これらのことを考えることは、「日本画って何?」を考えること。まさしく裏腹の関係にあるということを実感します。会場で紹介されている資料、文章が気になりました。じっくり読んでみたい・・・・・・と思いつつも会場をあとにした今日でした。
松村嘉浩著<なぜ今、私たちは未来をこれほど不安にかんじるのか?>を読みました。経済を切り口に今を読み解く、アートの世界にも触れられていると聞き、またそれが数理経済学の視点から書かれていると聞いて、興味をもったのです。
漠然とした思いに、気分としてではなく、なにかしら納得させてくれる具体性をもっているのではないか・・・・。
「定常型経済」という言葉が示されています。この言葉、考え方、なんとなく・・・かつて持っていたと思われるこの国なりの魅力的な思考と近いのではないか・・・私が考えるこの国の絵画価値観の根本となるような何かについて近い存在のように思いましたが、そのような記述もあり、楽しめました。
楽しめたとはいえ、これからの10年、そして20年、実際の世界はどのように変わっていくのか?それはこれから・・・・。
2016年5月20日金曜日
ティラノ骨格 姫路城 神戸駅 博物館 ナニワイバラ
倉敷市立美術館エントランスでの展示
大きな姿が目を引きます
惜しむらくは廻りに貼られた紐、立入禁止のそれが興ざめでした
この建物の中に忽然とこの骨格があるように見えたなら・・・
5月 ちょっと霞んだ姫路城
神戸市立博物館 道路越しに入口付近を一枚
外から見るより中は思いの外広いのです
新神戸で新幹線を待つ間
ふと屋根の隙間から見上げた姿
・・・・地下に住むようになった人類 地上へのゲートが開くと
緑深い自然が迎えてくれた・・・・そんな妄想
いつもは合っと言う間に通り過ぎる新神戸駅
六甲トンネルを出るとすぐに駅
ナニワイバラが満開
レモンの花の香りがどこからともなく
明日は奈義町現代美術館で
ARTIST×CAFE Vol.60 森山知己(日本画家)
アーティストトーク 5月21日(土)午後2時30分~3時30分
さて、お客様が来てくれると良いのですが・・・・
2016年5月13日金曜日
2016年5月4日水曜日
5月 藤の花 緑
今年もあっという間に5月
本当に追われるように・・・・・というよりも、追い越されたかも・・・・
と、いった感覚の暮れから4月でした
予定していたモノで出来ていないのがあるのですから
やはり追い越されたのでしょう
なるべくなら関わる方々に迷惑は掛けたくないと思っているのですが、
結局、甘えてしまっているのです
昔はもうちょっと?しゃんとしたところもあったと思うのですが・・・
奈義町現代美術館の個展もスタートしました
我が家から片道約68kmありました 往復で140km弱
何日も連続で通っていればやはり疲れるのは当たり前・・・それに寒暖の差
とうとう風邪、熱を出して寝込むことに、久々です
「日本画」という言葉になにかしら自分なりの意味を与えたいと
探してきたさまざま 材料や技法、これまで取り組んできたことを題材に
このあたりで一度本にしようと計画してからずいぶんな時間が過ぎました
迷惑をかけている・・・
関わるものがやっといっときより落ち着いてきたことも有り、
今月中に出したいと、奈義通いを一度ストップして
原稿書きに集中しています
ふと参考資料にと久々に手にとり開いた古の本
昔、読みこめていなかったことが
ス~っと入ってきて 時が過ぎたことをあらためて感じました
必要なことは案外ちかくにあるのです
それを気づけるかどうかは自分次第なのかもわかりません
最初に紹介しているのはここ吉備高原の自宅から市街に出て行く時に必ず通る道
ちょうど谷を抜ける旧道なのですが
藤の花が満開 香りに誘われて車を停めて撮影です
美術館休みの月曜日、倉敷からの帰り道
最後の緑いっぱい、二枚は
寝起きに窓を開けたら一面の緑
この緑に驚いてと、一面緑に変わってしまった庭の様子です
慌ただしさの中、体の不調で気づく変わった季節
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