2015年9月29日火曜日

ZOOM H1 ver.2 USB接続 マイク設定 WaveLab LE8

画像、ムービー記録
資料作りにコンパクトデジカメで十分両方対応できるようになりました。

作業工程など、ムービーによる参考資料の拡充は、画像だけのプレゼンに比べわかりやすいと講義・講演等で好評です。

より高画質を望むならば、今どき機材はいろいろと選ぶ事ができます。
もちろんお財布の中身と相談ですが・・・

さて、ムービーの高画質化が可能になると、気になってきたのは、音声の貧弱さです。
コンパクトデジカメで撮影中、音声も同時録音されているのですが、それを使用することはいままでありませんでした。

なんとも中途半端なのです。


で・・・・。
ネットで調べると、リニアPCMレコーダーをDSLR(デジタル一眼レフ)などのマイク入力、もしくは音声別撮りに使用しているという記事をいくつも見つけました。私が使っているのは、コンパクトデジカメ、音声だけ頑張って高価格のものを購入というわけにも行きません・・・・バランスは大切です^^;。いろいろネットで情報を探していると、ZOOM H1というレコーダが良さそうだと思う様になりました。決め手は、なんでもできるという多機能をうたうのではなく、シンプルな(ある意味潔い機能の絞込)操作でした。

簡単な操作(新しくいろいろ覚えなければならないのは・・・・大変です^^;)で録音が出来ればよいのです。

データになってしまえば、パソコンに取り込んでいかようにも処理できますし


ZOOM H1 Ver.2

販売が始まってけっこう時間も過ぎているようで、現在、発売されているのはver.2(Amazonで私が購入したもののファームウエアは、ver2.1でした)です
外装も変わってマットな質感になっていました。私が購入したのはマットブラックと呼ばれる色です。この変更に伴い、基本デザインは変わっていませんが、表面の細かな凹凸が少し変わっているように感じました(ネットで見る画像と比べてですが・・・・)

Manfrotteのミニ三脚MTPIXI-Bと質感的にピッタリマッチしています。


さて、ZOOM H1には電源を入れず、USBケーブルでPCに接続すれば、PC側からの給電でUSBメモリー(MicroSDカードリーダー)のように使えます。ただし、マウントされるまでに少し時間を必要とします。なぜならこの暫く待つ間に、単にMicroSDカードリーダー(録音された音声データの入ったメモリーのマウント)として接続するのか、それともUSB接続の外部マイクとしてH1を使うのかを選択できるようになっているからです。もちろん、メモリーとするか外部マイクとするかを積極的に選べば、この待ち時間を減らすことが出来ます。

マニュアルを読んだり、ネットの情報を探したり・・・・
久々にこうした機器を購入した者としてはなかなか操作をどうすればよいのか????となってしまいました。迷ったこと他、覚え書きとして記録です。

1.H1は電源を入れず、USBケーブルでPCとつなぎます。

私が使っているのは、Macbook Airです。専用のマイク入力端子は、すでにハードウエア本体にありません。ファームウエアのバージョンアップ(Ver.2)でH1をUSB接続の外付けマイクとして利用できるというのも選択したひとつの理由です。


USBケーブルで接続すると ZOOM H1が自動で起動します。
表示画面では CArd AUdio  が交互に表示されます。
※このまま交互表示を放置しておけば、しばらくして表示は停止し、自然に外部メモリー、もしくはMicroSDカードリーダーとして認識されます。


USB接続のマイクとして使用したいなら、
上記画面表示のように、AUdio と、表示されている間に、下の赤いがあるスイッチを押します。すると、下画像のように SELECt という表示が出ます。


この画面が表示されたら、もう一度、下の赤い●スイッチを押すと画面は以下のようになり、USBマイクとして使用可能となります。
※このスイッチを押す前に、本体上部から見て右側面にある早送り、巻き戻し(テープデッキのようなこの表現も古いですね・・・)ボタンを操作することで、サンプリング周波数を任意に選べるようです。なお録音ソフト、再生ファイルの設定と同じにとマニュアルに注意書きが有ります)
※USBメモリー、もしくはMicroSDカードリーダーとして使用の場合は、そのまましばらく待つか、CArd 表示の時に上記と同様の選択決定を行えば待ち時間なく使用できるでしょう。


上記がH1がUSBマイクとして接続された時の画面表示です。
これでMacのアプリケーションから外付けマイクとしてH1から音声のリアルタイム入力が可能になりました。


さて、外付けマイクとして接続することがこれで出来ましたが、次はどんなアプリケーションを使って音声を取り込むか!

H1には、WaveLab LE 8と、Cubase LE 8がバンドルされていました。どちらも音声処理、音楽制作では有名なアプリケーションの機能限定バージョンだそうです。

ハードウエアと一緒に入っていたダウンロード用のコードを使って、アプリケーションの販売元、steinberg(現在は日本のYAMAHA傘下のようです)からバンドルアプリをダウンロードする方法は、ZOOMのホームページにあります。インストール、アクティベーション等、なれない作業は、私にとって「これでいいの?」と、たいへん・・・・でした。インストール時には、管理ソフトが新しいバージョンをメーカーに確認しに行ったりします(最新版がインストールされるようです。wavelabは、Mac OS yosemiteではインストールのために専用のアプリが用意されていました!)

さて、インストールしたからには、すぐに使ってみたい!!!

WaveLab LE 8





上記流れですでにUSB接続マイクとしてMacにH1が接続されている状態だとします。
どのようにして外付けマイクを認識させるのか?

1:メニューの「オプション」から一番上の「VSTオーディオの接続」を選択します。


2:表示されたサブウインドウ一番上、オーディオデバイス <内蔵オーディオ> コントロールパネルと表示されている部分をクリックすると、USBマイクとして接続が出来ていれば、H1が選択可能になっています。

※注!!この時、録音タブのモニター出力を<未使用>に設定しておかないと、いざ録音を始めたらH1スピーカー〜の音声でハウリングしてしまいます!!。


一番大きな画面、最下部にあるデッキの操作部のようなアイコンの並び
赤丸をクリックすると、上記画面のように録音のサブウインドウが開きます。
すでに音を立てると、インジケーターに表示が動いているはずです。

サブウインドウの一番下左端にある赤い録音ボタンをクリックすると録音が始まります。
終了は停止ボタン、閉じるボタンで、取り込まれた音声が画像として表示されます。



ここまで来たら、何かこのアプリケーションらしい何かを音声に加えて見たいのが人情。
「処理」 メニューから一番下の3D周波数解析を選択すると!


録音された音声が3Dとなって表示されます。
表示されたサブウインドウ、画面左上20Hz〜20000Hzと書かれた部分の上にある縞模様?線路のような部分(ジョグダイヤル)をドラッグすると、こ3D画像を回転させて違う角度から見ることが出来ます。音声のビジュアル化という意味でも面白いです。自分の声の周波数帯域、どのあたりにピークがあるのか?なんて・・・・
知ったからといって、さして意味があるわけではありませんが・・・・・


取り込まれた音声にエフェクトもかけることが出来ます。

Audacity

音声を扱うフリーのアプリケーションとして高機能と名高い、Audacity (2.1.1)
USBマイクとしてMac本体がちゃんと認識していれば、入力にH1を選択することが出来ます。
認識さえしてしまえば、あとは簡単!一番上、<モニターを開始>と表示されている部分をクリックすれば、入力される音声のモニター表示が始まります。
録音はコントロールボタンの並び、赤い● でOK
取り込んでしまえば、エフェクトもいろいろ出来ます。



 ZOOM H1 の LINE OUT端子にヘッドホンを繋いでモニターしたり、またこのLine Outからケーブルを使ってデジカメに音声入力に直接入れたり(この場合、デジカメの外部マイクとして使えます)、またLine In端子にそれこそ別の外部マイクを繋いでUSB入力変換器としても利用できそうです。

もちろん、本来の単体での録音機としての利用はもちろんですね。

アクセサリーキットも一緒に購入しました。三脚は、足を開いたり閉じたりしている間にポロリととれてしまい・・・すぐに壊れてしまいましたが、修理(固定のための別パーツを作成)して復活、USBケーブルは一般的なものですが、こうしてすぐに利用できました。あと、スポンジフード、USB給電用のACアダプタ、ピッタリのケース、マイクスタンドにマイクのようにして取り付けるアタッチメント、一脚足にもなりますね。

本体にカメラ用三脚ネジが付いている!、ということは、画像のようにカメラ用三脚がもちろん利用可能、加えて音楽用スタンド、なども録音設置時に利用可能です。
今回の件もあって、音楽用マイクスタンドのJASネジからカメラ用ネジへの変換パーツとか探してみました。あるもんですね!!。株式会社 サウンドハウス さんからはそのようなネジを購入することが出来ました。

というわけで、覚え書きも兼ねて 紹介まで

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