2013年8月25日日曜日

遠い花火


寒く感じて窓を閉めた
外気温計を見ると21℃(25日午後22時20分)
昨夜とくらべてもかなり下がっている

不思議なことに
窓を閉じたことによって遠くの花火の音に気づいた

外からの音に敏感になる


午前中、吉備高原からほど近い場所にあるギター工房にお邪魔する機会をいただいた

縁は、膠についての話から
ご自身のクラシック・ギター制作に猪膠を使ってみたいという興味を持たれたのだとか


クラシック・ギター製作販売のみならず、オリジナルのスピーカー(ユニットは独自のチューンを施している)も作っておいでで、私自身が高校時代にスピーカー、オーディオ作りにはまっていたこともあり、久々に音談義をすることが出来た

西洋の方々の楽器に対する考え方とはなんて一口には言えないことを重々承知した上で、それでもお話くださったこの国の人の楽器に求めることとの違いについての考察は、なかなか刺激的な話で、特にそれをギターを作るという具体的な作業、行程の工夫の一部として話してくださったことは、同じもの作りとして素直に共感できる話だったように思う

この国の湿気、水分の多さ
風土がもたらす影響

閉めきった部屋の中、外からはかすかな虫の音
スピーカーから流れるCello Sonata in G minor

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