きび美ミュージアム 倉敷美観地区
倉敷川を挟んで対岸のアイビースクエア側から撮影しました。画像中央奥に続く道をまっすぐに進むと正面竹林の見える場所が「きび美ミュージアム」です。左側の建物は日本郷土玩具館、右側はレストランや丸五、青木被服さんのショップが入る建物、川沿いに面したその隣は倉敷民藝館です。
この中央の道を入ると「みんげい広場」と呼ばれる場所に出ます。囲むように工芸を扱うお店「滔滔」その二階は、「民芸館南の宿」(本当に日本民藝館の南にあります!)また日本料理の 「雲」というレストランもあります。昨日など、ここちよい風が吹き抜け、思い思いの姿で多くの修学旅行生、観光客の方がのんびりされていました。
きび美ミュージアム2階展示室をつなぐ渡り廊下の下がピロティー状になっており、その下を通って中に入ると竹林を中心にした日本庭園があります。ここからは美術館も含め
「くらしき宵待GARDEN」と呼ばれるスペースです。
水が流れるお庭、画像正面に見えるのは茶室です。茶室までの長い軒下通路に面して美術館ホールが右手にあります。
茶室側からの眺めです。倉敷美観地区の中にこんな場所が!と、倉敷を知った方ほど驚かれます。もちろん野鳥も訪れます、昨日もシジュウカラを見かけました。コゲラ、運が良ければカワセミにも出会えるそうです。この竹林の向こう側にはレストラン、パーラーがあります。そして路地を歩けば、知る人ぞ知るうどん屋さんがあったり。
倉敷川沿いの道、大手饅頭横の工事中の細い通路を西に進むと道は開け赤いレンガの建物を背にすると、「くらしき宵待GARDEN」「きび美ミュージアム」の入口正面に出ます。
裏道の散策もなかなか、このまま裏の小道を進めば、大原美術館裏の新渓園横あたりの道に出たり、そのまま進めば倉敷駅前から続く広い道路、広い駐車場・倉敷市立美術館方面に抜けられます。
いろいろなショップがこの裏道にできています。現在工事中のお隣がまた何になるのか?またこの竹林より大きな木がたくさんあるお隣が今後どうなるのか、散策すれば、素晴らしい庭園と日本建築があったりするのです。
倉敷美観地区の撮影スポット、人と違う一枚が撮れそうな?まだあまり知られていない場所の数々が広がる裏道ときび美ミュージアムの紹介でした。
追加情報・きび美ミュージアム茶室内の展示の様子。この季節(10月)は日没もあっという間に早くなります。竹林越しの光が織りなす光とのコラボ、また美術館の18時まで開館もあって暗い竹林、お庭からの特別な眺めに出会えたり、夕方四時頃からは西日が竹林によってに複雑な光の情景を作り出します。夕方にはあっという間に昼の喧騒が嘘のように静まる美観地区ですが、ここのところ夕方から夜にかけて楽しめる新しいお店も多く出来たようです。
コメント