S.M.S.L デジタルアンプ SA-36 その後
S.M.S.L SA-36(TA2020版)
TA2020を積んだデジタルアンプを購入した話を少し前に書きました。
今日はその後の話です。
現在スピーカーから流れているのは、MOZART piano sonatas Nos.11 and 14 です。
人の声、なかなか聞いていて心地よい事は、以前書きました。
その後、ピアノが結構聞けることに気づいてからは、もっぱらピアノを聞いています。
余談ですが、このCD最後には、誰もが聞いた事のある”キラキラ星”の旋律があったりします。
たしかに押し出す様なパワー感というのは正直このアンプにはありません。何と比べてかというと、以前使っていたとても重いプリメインアンプ TA-F555ESG です。一番上の画像、この CDプレーヤーと組み合わせて使っていたのです。
音の厚みといいますか、音像がより大きく感じた様に思います。
だからといって今回の SA--36 が駄目かというと、そんな事はまったくありません。
すっきりとした聞きやすさを持っているという意味で充分存在価値のあるものだと思います。
ボリュームを上げてもうるさく感じないというのは素直な、変に誇張の無い音と理解していい様な気がします。
さて、どんなスピーカーで音を出しているかも重要ですね。
現在SA-36に繋いでいるのは、オンキョーのミニコンポに付いていた2wayバスレフ・ブックシェルフの小型スピーカーです。(もう一方のBOSEは、別のコンポがつながっています。)
おまけのスピーカーながら、無理に音域を広げる事無く無理をしない素直な音であり、また能率も高いため、小パワーでも充分ドライブできます。(※参考二枚目、三枚目の画像)
その後、最初聞いたときなんだかな〜と思った GRANT GREEN FEELIN' THE SPIRIT も聞き直してみれば、違和感無く聞ける様になりました。アンプのエージングよる変化など無いと言う人がいます。確かに私の耳が慣れたのかもわかりませんが、充分に聞ける音楽として馴らしてくれる様になったと思います。
BAGS GROOVE MILES DAVISもなかなか聞かしてくれます。
john coltrane BLUE TRAIN他、一連のBLUE NOTE盤も聞いてみましたが充分聞けます。
確かにもっともっとオーディオにお金をかけて、突き詰めて聞く聞き方もありますよね。
それでもこの値段でこの音が出たら、、、、、正直、これはこれで十分ありの選択だと思いました。
音の話とは関係ありませんが、この小ささで、ほぼ丸一日それなりの音量で音を流し続けてもアンプは熱くならないのはよっぽどエネルギー効率が高いということで、これはこれで凄い事だな〜と思うばかりです。
というわけで、もっぱらこのシステムで音楽を聞く毎日となっています。
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