DIALOGUE
2015年が始まり、すでに6日
窓の外、霧が広がったと思っていたら、今は晴れ間が覗いています
年末年始の急激な冷え込みも今日は緩んでいるようです
画像は昨年秋に工作したモルタル
ビー玉、石を埋め込みました
今日から天神山文化プラザで始まった「サラリーマン・コレクター展」
東京と岡山、お二人の貴重なコレクションを展示させていただいての企画展です
お二人のARTを集めること、コレクションを通じて
ARTについて、社会、地域との関わり、生きること、いろいろと考えてみます
画像は、天神山文化プラザに設置された壁画、手前の黒い部分は窓枠であり、また建物の耐震補強のために入れられた筋交いです
1月10日土曜日午後にはコレクターの方々によるギャラリートーク、また私も加わっての対談が予定されています。
現在、私のホームページにある日本画についての技法、作業の紹介や、素材についてのことなどをまとめた冊子を準備中です
タイトルとしてはたして何が良いのか?
ふとGoogleやYahooなどに見られる検索文字の入力欄、画面が頭に浮かびました
DIALOGUE BOX
プログラムなどが対話的に出してくるウインドウもこのように呼ばれたりします
日本語にすると「対話」箱 となるのかも分かりません
これまで私が日本画ってなんだろうと考えてきたこと、実際に昔の作家の描いた絵を真似して行うこと、使われている材料、道具から読み取れることを考えることなど、それはその作業を通しての「対話」にほかならなかったように思います
DIALOGUES
ことさらに個人ということが尊ばれたある時代、そして個性をどのように捉えてきたか
それは、ともすると社会との関係性から離れた存在、独立した何かのようにも見えたわけですが、そんな単純なものであろうはずはありません
対話を通して見えてくること
あえて何らかの関係性を見出していく作業
「近代」をどのように捉えることが出来るのか
(私自身の)肯定できる立ち位置を見つけようとした作業だったのかもと今、思っています
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