反復と複製 高本敦基展を観に奈義へ
慌ただしい生活は相変わらず
一昨日は神戸(神戸市立博物館)、そして昨日は朝の地域一斉清掃参加後、疲れついでにと奈義町現代美術館まで出かけてきました。
草刈り機の重さを支えた肩が・・・・・。
それにしても良い天気
「高本敦基ー組み立て式の社会ー」
大活躍の高本敦基さん、おなじみの洗濯バサミを使った作品です。
奈義の展示室一つをまるまる使った作品、使った洗濯バサミは6万個とか・・・・
会場にピッタリ!、良い感じにハマった作品でした
作者の言葉が書かれたパネルに
目が止まりました
キーワードは、「反復と複製」
作者の問題意識
選ばれた洗濯バサミ
作業
洗濯バサミの一つ一つがコンピューターで扱われる単位 bit に思え、
組み上げられたそれは、メモリー上の記憶
洗濯バサミの存在がはたしてビットがたった状態か?
しかし、あらためて画像を眺めていると色情報(洗濯バサミ自体の色)が付加されており、単純に洗濯バサミ一つが1ビットとは言えないようです、加えて接合角度情報もありますし・・・
整然とした並び
作者にとっての時間の捉え方
喫茶室の作品
同じことをしようとすれば(同じものを作ろうとしても)
現れてくる微妙な揺らぎ
この「ゆらぎ」が作り出すもの 発見
私自身が今惹かれているのは、「反復と複製」を認めた上で、積極的にこのゆらぎを愛でてきたように感じるこの国の美意識
そんな事をふと思いました
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