岡山県笠岡で楮栽培


日本画を描く上で重要な素材 和紙
和紙の原料とされる代表的な植物に 「楮(こうぞ)」があります


原料が木である
漉くときに大量の水を使う>>>川が近くにある
和紙の産地は内陸・・・・どちらかというと山というイメージ!
どちらかというと寒い地域

そんな思い込みもあって岡山、それも県南でこの和紙原料の楮が栽培されているなどと考えたこともありませんでした

ところが!!!縁あって
その存在を知ることになったのです


ここに紹介している画像は昨日、笠岡に栽培地を見学に伺ったおりのものです

ここ吉備高原であたりまえのように見ることの出来る「桑」の木とよく似ています。
聞けば「楮」はクワ科とか、、、笠岡の名産であるイチジクも同じクワ科


近所で沢山見つけることが出来る桑の木も和紙原料に出来るのではないか・・・・・
と、ふと思ってみたり




そういえば、これまでにも確かに「タイ楮」などという名前を聞いたことが有りました
南洋・海外から来る和紙原料の存在です

確かに気候風土と植物の生育、性質には大きな関係があるに違いありません
地元の岡山でも栽培地があった!!という感動

三叉も、そして雁皮も岡山にあります(楮があってもおかしくないどころか当たり前?)
代表的な和紙素材が地元にちゃんとあるからこそ、漉く技術(和紙産地)もある!!!

栽培家の方個人ですべての作業を行い、作られている原始的な支持体・基底材も見せていただきました これはこれで興味深い!

・・・・そうそう必要とされる水!は、といえば、
なんと!、海!の水  「しおさらしこうぞ」 とのネーミング!!
<塩さらし楮>?<潮晒楮>

此処から先は、ホーム、日本画の「技法材料」ページにて


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