下弦の月


深夜、午前2時40分。
物音が気になって外に出てみると、流れる雲の間から月が顔を出しました。
下弦の月です。
前にも書きましたが、月の形を弓に見立てたとき、弦とは糸を張った平らな部分の事。
弧を描いた部分が弓本来の形です。
現在、月は南東の上空高くにあります。
弦は上に見えます。
このまま明け方が近づくにつれて月は西の空へ移動します。
西の山並みへ沈む頃にはこの弦の部分は下に見える様になるのです。
この沈むときの形を基本に「下弦の月」と呼ぶのだそうです。
満月からだんだん月がやせて、ちょうど半分まで小さくなった頃の姿です。
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