情報読書という言葉

少し前、雪のあと撮影 積もった雪が昼の気温で溶け水滴に 冷え込みが水滴をつららに変えました 屋根からの水滴がちょうど落ちるあたり 特徴的な姿が現れました 上を見上げれば・・・ 屋根から垂れ下がった雪、凍りついた先端 つらら しばらく前 本の姿・読書の姿が変わり、「情報読書」という言葉をその姿にあてることで、なんとなくではありましたが、時代の動きのようなものの一つの切り口として理解しようと試みたことがありました 今、大ヒットしている映画に感じる何かしらも あのおりの切り口 さしずめ今回なら「情報映画」なんて言葉をと思ったりします それこそ人様には意味わからん・・・ナンノコッチャ!ではあると思うのですが・・・・ 読者・観客 自分自身、言語化出来る、もしくはある程度確かに「解った!」という具体的な何かを確認出来ること。なおかつ他人とそのことを「自分と同じ」と(明らかにSNSなどを通じて)言葉を交わして確認出来る・・・・ そんな要素がとても大切になったような気がするわけです 以前よりもずっと 世間と呼ばれるような存在が不寛容になったと言いましょうか 個性の時代と言われつつも、変わっていること、人と違うことが許されない社会と言いますか・・ あるいは余裕が無いといえばよいのでしょうか わからないことをわからないままにしつつ 人との違いを楽しむなんてことが難しくなったのかもわかりません ヒットを生み出す一つの手法としてのある種の単純化 オタク文化が一般化、消費される中で、 今回の件は、オタク文化を特徴づけていたような何かしらとその一番遠くに思われた何かを結びつける具体的手段(手法)を見つけ出すことが、ことのほか上手く行った結果(狙ったとおりになった結果)のようにも思ったりするのです