送っていただいた徳島県立近代美術館「京都画壇に咲いた夢」展の図録を拝見、拝読。 12月7日にすでに展覧会は終了しており、見に行く事が出来なかった展覧会。 徳島にゆかりの作家、幸田春耕、暁冶父子の作品を中心にゆかりある京都画壇の作家作品を並べた作品展でした。幸田父は1976年に、息子である暁冶は父より早く1975年に亡くなっており、日本画を勉強し始めたのが1977年に大学に入ってからの私は、もちろんお二方に直接お目にかかったことはありません。 この図録をこうして手に取って見ることが無ければ、この方々の作品に出会うチャンスがあったかどうか。 (これも必然の出会いかもわかりませんが・・) 紹介されている作品群を見て、自分自身にとても近い時代の表現であるからこそ、30年前では気づけなかった何かに出会えたように思います。 図録では、何人かの見知った方々の言葉も紹介されていました。 この岡山ゆかりの方々との縁もまたあったのです。 当時の京都画壇がもっていたエネルギーの在処。 暁冶なりの解釈とともにヘッセの言葉が引用された文章が紹介されていました。 気になる一文でありました。 話は変わって、一昨日の夕方、散歩のおりに見た光景。とにかくたくさんのカラスの群れが南に向かって飛んで行くのをみました。間隔をおいて何グループもです。異様さを感じる光景。 金星が驚くほどの明るさで輝いています。 澄み切った夕焼け雲の間を赤い航跡が西に向かって飛んでいます。隕石?尾を引いた姿に見えましたが、、、。はたして。